火燈窓

火燈窓
火燈窓
火灯窓 – かとうまど –

日本の寺社建築、城郭建築、住宅建築などに見られる特殊な窓で、上枠を火炎形(火灯曲線)または、花形(花頭曲線)に造ったものです。
元は中国から伝来したもので、禅宗様の窓として使われていましたが、安土桃山時代頃にそのデザイン性から、禅宗以外の仏教寺院でもまた、仏教建築ではない神社や天守などの城郭建築、書院造の邸宅に使われた例もあります。
仏教建築以外にもイスラム教やキリスト教の宗教建築にも同じように上枠を装飾的な開口としたものを見ることができます。

目次